庭や玄関に散らばった落ち葉を、風で一か所へ集めるときに便利なのがブロワー。
似た道具に、吹き寄せた落ち葉をそのまま吸い込めるブロワーバキュームがあります。
でも、購入前には「吸い込みが付く方を選べば間違いない?」とか、「軽いブロワーだけでも十分?」と迷いますよね。
結論からいうと、軽さと手軽さを優先して最後は熊手やちり取りで回収できるならブロワー、吹き寄せから袋への回収まで1台で進めたいならブロワーバキュームがおすすめです。
筆者は複数のブロワーを、庭の落ち葉掃除や作業後の清掃に使っています。
実際に両方を使うと、違いは吸引機能の有無だけでなく、持ち出しやすさ・作業後の回収・手入れにも表れました。
そこでこの記事では、ブロワーとブロワーバキュームの違いを、作業工程・重さ・回収方法・手入れから解説します!
この記事を読めば、落ち葉の量や庭の地面に合う方を選び、必要以上に大きく重い機種を買う失敗も避けられますよ♪
というわけでこの記事は、「ブロワーとブロワーバキュームの違い!落ち葉掃除にはどっちがおすすめ?」について書きました。
この記事がおすすめな人
- ブロワーとブロワーバキュームの違いを知りたい方
- 落ち葉を吹くだけでよいか、吸い込みまで必要か迷っている方
- 軽さと回収の手間を比べて選びたい方
- 芝生・砂利・玄関に合う掃除方法を知りたい方
- MUB400とMUB005GZの実際の使い分けが気になる方
ブロワーとブロワーバキュームの違いを一覧で比較
2種類の違いを先にまとめると、ブロワーは落ち葉を風で移動させる道具、ブロワーバキュームは吹き寄せと吸引回収を1台で行える道具です。
| 比較項目 | ブロワー | ブロワーバキューム |
|---|---|---|
| 主な役割 | 落ち葉やごみを風で吹き寄せる | 吹き寄せた落ち葉を吸い込み、バッグへ回収する |
| 掃除後の回収 | 熊手・ほうき・ちり取り・袋が必要 | ダストバッグから袋へ移す |
| 本体の傾向 | 小型・軽量な機種を選びやすい | 長いノズルとバッグが付き、大きく重くなりやすい |
| 得意な場所 | 玄関、狭い通路、作業台、短時間の掃除 | 芝生、落葉樹の下、落ち葉が多い庭 |
| 苦手な場面 | 吹き寄せた後の回収まで自動化できない | 砂利や異物が多い場所、狭い場所での細かな方向転換 |
| 使用後の手入れ | 吸込口・ノズル・本体のほこりを落とす | 本体に加えてバッグ内やファン周辺も確認する |
| 選び方の軸 | 軽さ・風量調整・電源方式 | 集じん風量・バッグ容量・重さ・異物対策 |
吸い込み機能があるブロワーバキュームは便利ですが、すべての庭でブロワーより優れているわけではありません。
落ち葉の量が少なく、吹き寄せた後に手で袋へ入れられるなら、軽いブロワーの方が日常的に持ち出しやすくなります。
反対に、落葉樹の下へ大量にたまる落ち葉を何度も回収するなら、吸い込みまで行えるブロワーバキュームが便利です♪
まずは「風で集めた後、誰がどの道具で袋へ入れるか」まで想像すると、自宅に必要な方が分かります。
ブロワーは軽さと出しやすさを優先する方に向く
吹き飛ばし専用のブロワーは、落ち葉・刈った芝・細かなごみを風で移動させる道具です。
小型で狭い場所へ向きを変えやすい
吸引用の長いノズルやダストバッグを備えないため、小型で軽い機種を選びやすいのがメリット。
玄関の角、植木鉢の間、作業台の上など、ノズルの向きを細かく変えたい場所に向きます。
筆者が使うコード式MUB400は質量1.3kgで、落ち葉の動きに合わせて片手で左右へ向きを変えやすいと感じています。
落ち葉が少ない日は、必要な場所だけ短時間で吹き寄せ、ほうきとちり取りで回収する使い方ができます。
回収用の道具は別に必要
ブロワーだけでは、落ち葉を袋へ入れられません。
一か所へ集めた後は、熊手・ほうき・ちり取り・手袋などを使って回収します。
風を強くしすぎると、せっかく集めた落ち葉を散らしたり、砂ぼこりを巻き上げたりすることもあります。
弱めから始め、最後は落ち葉の山を崩さない強さへ落とすとまとめやすくなりますよ♪
洗車や作業場所の清掃にも使いやすい
小型ブロワーは、落ち葉だけでなく、洗車後の水滴飛ばしや作業後の木くず・ほこり飛ばしにも使われます。
ただし、製品ごとに想定用途が違うため、取扱説明書で使用できる対象を確認してください。
庭掃除を中心に選ぶ場合も、落ち葉以外へ使う頻度が高い方は、軽いブロワーの出番が増えます。
ブロワーバキュームは落ち葉の回収まで進めたい方に向く
ブロワーバキュームは、吹き飛ばしと吸い込みの両方に対応する庭用掃除機です。
製品名では「ブロワ集じん機」「落ち葉掃除機」と表記される場合もあります。
吹き寄せから袋への回収まで1台で行える
広く散った落ち葉を先にブロワ機能で一か所へ寄せ、集じんモードへ切り替えて吸い込むのが基本の流れです。
筆者が使うMUB005GZは、チェンジレバーでブロワと集じんを切り替えられます。
乾いた落ち葉を吹き寄せてから吸い込む力には満足しており、25Lのダストバッグからごみを出す作業も分かりやすいと感じています。
落ち葉を手で何度も袋へ運ぶ工程を減らしたい方には、この吸い込み機能が大きな違いになります♪
本体とバッグが大きく重くなりやすい
ブロワーバキュームは、吸い込み用ノズル・ファン・ダストバッグを備えるため、小型ブロワーより大きくなりやすい道具です。
MUB005GZはBL4040Fとダストバッグを含めて4.2kgあり、MUB400の1.3kgとは持った感覚がはっきり違います。
筆者はMUB005GZを使うとき、肩掛けバンドを合わせ、落ち葉の量に応じて休憩を挟んでいます。
購入前には本体だけの重さではなく、バッテリーや回収した落ち葉を含む作業中の負担まで考えましょう。
バッグとファン周辺の手入れが増える
集じん後はダストバッグのごみを捨て、内側のほこりを取り除きます。
バッグにごみやほこりがたまったままだと吸引力が弱まるため、こまめな手入れが必要です。
ファン周辺へ異物が詰まったときは、必ず電源プラグまたはバッテリーを外し、取扱説明書の手順に従います。
手を入れて詰まりを取らず、メーカーが指定する方法で除去してください。
軽い機種をこまめに出すか、重さを受け入れて回収まで一体化するかが、2種類を分ける判断軸です。
庭の条件別にどっちを選ぶ?
道具の機能だけでなく、地面の状態・落ち葉の量・電源の位置から選ぶと失敗しにくくなります。
玄関や狭い通路ならブロワー
玄関や家の脇の通路では、軽くてノズルを向けやすいブロワーが扱いやすい選択です。
落ち葉の量が少なければ、吹き寄せ後にちり取りで回収しても大きな負担になりません。
壁際や植木鉢の周囲では、最初から最大風量にせず、ごみが動く最低限の強さへ合わせます。
芝生や落葉樹の下ならブロワーバキューム
芝生や落葉樹の下へ広くたまる乾いた落ち葉は、吹き寄せと吸い込みを続けられるブロワーバキュームが便利です。
ノズル先端にホイールが付く機種なら、地面へ預けながら前後へ動かせるのが利点。
ただし、落ち葉が少ない日に大きな本体とバッグを準備するのが負担なら、軽いブロワーと使い分ける方法もあります。
砂利や異物が多い場所は先に手作業で除く
砂利の上では、吸い込みを強くすると石まで吸い込むおそれがあるので注意しましょう。
太い枝・金属片・ガラス・ひも・ビニールなども、ファンの破損や詰まりにつながるため吸い込めません。
- 作業前に電源を切り、厚手の手袋を着用して、枝や異物をトング・熊手などで先に取り除く
- 砂利の近くは弱い風で落ち葉だけを移動させる
- 吸い込み口を地面へ押し付けない
- 異音・強い振動・焦げたにおいが出たら、すぐ運転を止める
雨でぬれて地面へ張り付いた落ち葉も無理に吸わず、乾いてから作業するか、熊手で回収してください。
実機2台で比べるMUB400とMUB005GZ
ここでは、筆者が実際に使っている2台を、ブロワーとブロワーバキュームの具体例として比べます。
2台の優劣を決めるのではなく、軽さを取るか、回収までの一体化を取るかを見るための比較です。
| 項目 | マキタ MUB400 | マキタ MUB005GZ |
|---|---|---|
| 種類 | 吹き飛ばし専用ブロワー | 充電式ブロワ集じん機 |
| 電源 | AC100V | 40Vmaxバッテリー1本 |
| 主な公称値 | 風量1.2〜2.9m³/min・風速37〜87m/s | ブロワ風量3.5m³/min・風速0〜87.0m/s・集じん最大風量6.8m³/min |
| 質量 | 1.3kg | 4.2kg(BL4040F・ダストバッグ含む) |
| 回収機能 | なし | 25Lダストバッグ |
| 筆者が感じる長所 | 片手で向きを変えやすく、短時間でも出しやすい | 吹き寄せから吸い込みまで進められる |
| 筆者が感じる注意点 | 延長コードと別の回収道具が必要 | 大きく重く、音と手入れも増える |
それでは、役割の違う実機2台を紹介していきます。
マキタ MUB400|軽いブロワーを気軽に使いたい方へ
吹き寄せ専用の軽い1台を選びたい方におすすめなのが、筆者も使っている「 マキタ ブロワ MUB400 」です。
AC100Vのコード式で、次の範囲をダイヤルで調整できます。
- 風量:1.2〜2.9m³/min
- 風速:37〜87m/s
筆者は庭掃除や作業後の清掃に使っており、片手で向きを変えやすい軽さと、バッテリー切れを気にせず使える点が気に入っています♪
一方で、屋外用延長コードを安全に取り回し、吹き寄せた落ち葉を別の道具で回収する必要がある点は確認してください。
「 マキタ MUB400 」は、コンセントが届く場所で短時間の掃除へ気軽に使えるモデルです。
- 玄関の角や植木鉢の周囲では、弱い風量から合わせられる
- 吹き寄せ後に使う熊手やちり取りは、別に用意する
「 マキタ MUB400 」は、吸い込みより軽さと安定した風を優先する方におすすめです♪
詳しい使い勝手は、マキタMUB400の実機レビューで写真付きで紹介しています。
マキタ MUB005GZ|落ち葉の吸い込みまで1台で進めたい方へ
大量の落ち葉を吹き寄せて回収まで進めたい方におすすめなのが、筆者も使っている「 マキタ 充電式ブロワ集じん機 MUB005GZ 」です。
40Vmaxバッテリーを1本使い、主な公称値は次の通りです。
- ブロワ風量:3.5m³/min
- 風速:0〜87.0m/s
- 集じん最大風量:6.8m³/min
- ダストバッグ容量:25L
本体のみのMUB005GZにはバッテリーと充電器が付属しないため、40Vmax環境を持っていない方は本体価格に加えて必要な費用を確認してください。
筆者は庭の落ち葉掃除に使っており、乾いた落ち葉をしっかり吸い込める点と、コードを引かずに移動できる点に満足しています。
最大風量での公称連続運転時間はBL4040F使用時にブロワ約12分、集じん約10分ですが、筆者は常に全開にしないため、普段の落ち葉掃除で持続時間へ大きな不満はありません。
- 4.2kgはBL4040Fとダストバッグを含む公称値
- 回収した落ち葉が増えるほど、作業中の負担も大きくなる
「 マキタ MUB005GZ 」を選ぶ場合は、重さと運転音を確認し、作業時は肩掛けバンドを使いましょう。
「 マキタ MUB005GZ 」は、軽さよりもコードレスでの回収力を優先する方におすすめです♪
吸い込み・重さ・音・バッグの扱いは、マキタMUB005GZの実機レビューで詳しく確認できます。
他の機種も比べたい方は、落ち葉掃除におすすめのコードレスブロワーとブロワーバキュームおすすめ6選へ進んでください。
ブロワーとブロワーバキュームを安全に使うポイント
どちらも強い風や吸引力を使うため、作業前に周囲と地面を確認します。
- 保護メガネを着用し、ほこりが多い場所では防じんマスクも使う
- 安全靴・長ズボンを着用し、長い髪はまとめて覆う
- 音が大きい場所や長時間作業では、必要に応じて耳栓・イヤマフを使う
- 人・ペット・車・道路へノズルを向けない
- 小石や枝が飛ぶ場所では風量を弱め、先に異物を取り除く
- 風が強い日や視界が悪い時間帯は作業しない
- 異音・強い振動・焦げたにおいが出たら、すぐ運転を止める
- ノズル・バッグ・ファンを確認する前に、電源プラグまたはバッテリーを外す
- MUB005GZはブロワ作業でもダストバッグを取り付けた状態で使う
コード式を屋外で使う場合は、雨ざらしやぬれた場所を避け、製品の定格に合う屋外用延長コードを使います。
コードが庭木や足へ絡まない経路を先に決め、プラグ接続部も乾いた状態に保ってください。
ブロワーとブロワーバキュームに関するよくある質問
ブロワーバキュームがあればブロワーは不要ですか?
吹き寄せと吸い込みを1台で行えますが、小型ブロワーより大きく重くなりやすいため、短時間の掃除では準備が負担になる場合があります。
落ち葉が多い時期はブロワーバキューム、玄関や作業場所の普段使いは小型ブロワーと分ける方法もあります。
ぬれた落ち葉も吸い込めますか?
ぬれた落ち葉は重く、地面やノズルへ張り付きやすいため、乾かしてから作業するのが基本です。
製品の取扱説明書がぬれたごみを対象外としている場合は、無理に吸い込まず熊手などで回収してください。
砂利の上ではどちらが使いやすいですか?
砂利を吸い込まない点では、弱い風から調整できるブロワーが使いやすい傾向です。
ブロワーバキュームを使う場合も、先に弱い風で落ち葉を砂利の少ない場所へ移し、吸い込み口を地面から離して作業します。
コード式と充電式はどちらがよいですか?
コンセントが届く範囲で長く使うならコード式、庭の奥まで自由に移動するなら充電式が選びやすい方式です。
コード式は延長コードの定格と防雨性、充電式はバッテリー込みの重さ・価格・連続運転時間を確認してください。
ブロワーとブロワーバキュームの違い:まとめ
この記事は「ブロワーとブロワーバキュームの違い!落ち葉掃除にはどっちがおすすめ?」について書きました。
軽さと出しやすさを優先し、吹き寄せ後の回収を手作業で行えるならブロワーが向いています。
大量の乾いた落ち葉を、吹き寄せから袋への回収まで1台で進めたいならブロワーバキュームが便利です。
吸い込み機能の有無だけで決めず、落ち葉の量・地面の状態・本体の重さ・使用後の手入れまで比べましょう。
自宅の庭で最後まで無理なく片付けられる方を選び、安全な落ち葉掃除に役立ててください♪